保険料の支払いが出来なくなったらどうする?

給与の引き下げ、リストラ、予定外の出費など、諸般の事情で保険料を支払う余裕がなくなる場合もあると思います。

保険料の支払いができなくなったり、あるいは、支払いが遅れたりした場合はどうすれば良いのでしょうか。

まず、支払いができなくなった場合には、「猶予期間」という方法によって、保険の契約は守られることになります。ただし、無期限ではありませんから注意が必要です。

この「猶予期間」内に保険料の支払いを行えば、保険契約は継続しますが、猶予期間は、保険料の払い方で変わってきます。

例えば、保険料の支払いが月払いであった場合は、払い込みの月の翌月の初日から末日までつまり少なくとも1ヵ月は猶予期間があります。

しかし、この猶予期間内を超えて保険料を支払えなかったらどうなるのでしょうか。

この場合は、加入している解約返戻金の金額が保険料を上回っていれば、自動振替貸付により、解約返戻金の範囲内で保険料が立て替えられます。

ただし、これは立替ではなく、貸付ということになりますので、通常支払っている保険料より割高の金額(貸付利率を加えた金額)を、後で返済する必要があります。

しかし、解約返戻金が足りない、あるいはないという場合には契約は失効してしまいます。

こうした最悪の事態にならないよう、保険料の支払いが遅れたり、払えない状況になった場合は、まず加入している保険会社の担当者に相談することをお勧めします。

どのような対処をすればよいか教えてくれます。

では、失効してしまった保険は全てパーになってしまうのでしょうか?

実は、失効してしまってもなんとか復活させる方法はあるのです。

通常3年以内であれば契約を復活させることができます。

ただし復活に際しては、改めて健康についての告知が必要なうえ、保険会社によっては利息も必要となります。

なお、猶予期間や失効、復活については約款や契約のしおりなどに説明してありますので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

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