減塩している「つもり」になっていませんか?

食事摂取基準(2015年版)では、日本人の健康の維持・増進及び生活習慣病の予防を目的にした1日の食塩摂取量の目標量は、成人男性 8.0g未満、成人女性7.0g未満となっております。

さらに、高血圧などで減塩を必要とする場合は、「高血圧治療ガイドライン」などで1日6g未満が推奨されております。

日本人の食塩摂取量は、年々減少傾向にあるものの、世界的にみるとまだ多く、厚生労働省が行った「国民健康・栄養調査」によると、平成26年の段階では、1日の摂取量は、男性10.9g、女性9.2gで、平均10.0gも摂取しております。

自分では、「味噌汁は薄味にしている」、あるいは、「塩っ辛いものはなるべく食べないようにしている」などと、食塩の過剰摂取に注意して、それほど多く食塩を摂取していないと思いがちですが、実際は、こんなにも多くの食塩を知らず知らずの内に摂取しているのです。

自分の食塩摂取量は「少ない」と答えた人の1日食塩摂取量を測定したところ、10g以上の人が約3割を占めたという調査結果もあり、これらの人は、減塩しているつもりになっているだけなのです。

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